「公示」と「告示」
第26回参議院議員選挙がはじまりました。
選挙権がない方も、テレビや新聞やネットを通じて、「なんとなく選挙がはじまった」と認識しているかと思います。
今週6/22に公示されましたが、そもそも公示とはなんでしょうか。
似たような言葉で告示との違いを知っておきましょう。
どちらも、政府などの公の機関が事柄を一般の人に広く知らせることを意味することは共通で、使われ方が異なります。
まず公示とは、衆議院の総選挙と参議院の通常選挙の場合に使用されます。
次に告示とは、それ以外の選挙、たとえば衆・参各議院の再選挙や補欠選挙、各地方自治体の首長選挙や議会議員選挙の場合に使用されます。
今回の選挙は、参議院の通常選挙にあたるので「公示」という言葉が使われているはずです。
6/22に公示が行われた結果、選挙日程や、選挙候補者たちが出揃ったのです。
なかなか小難しい用語が多い選挙ですが、少しずつでも言葉の意味をひも解いていくと、
ちょっと興味がわいてくるかもしれませんね。