だれでも美味しいものが食べたいですよね。特に好きなものは美味しいものを選びたくなります。

　最初にいわゆる高級食パンを食べたときには、なんて美味しいのだろう、と感激したものです。

色々な有名なパン屋さんの食パンに『美味しい！』と感動していました。

ところが、暫くすると『あれっ、何だか普通だな。』と感じるようになりました。

美味しいものは慣れて普通になってしまい、より美味しいものを求めていくと、際限がないのだなと思いました。

　ここで思い出すのは、『99.9-刑事専門弁護士』深山弁護士の『普通で美味しい』という、

美味しいのか普通なのかよくわからない小馬鹿にしたような言葉です。

　普段食べるものは普通のもので、『普通で美味しい』ものを食べるのが一番なのだなと思うのでした。