水無月
国語を勉強するうえで12ヶ月の別名を覚えることは必須です。
1月だったら睦月、2月だったら如月…。
では6月の別名「水無月」とはどのような意味でしょうか?
6月は梅雨入りで雨が多いはずなのに、なぜ「水が無い」と表記されるのか?
疑問に思ったことはありますか。
諸説ありますが、一つ有力な説としては
水無月の「無」は、「無い」という意味ではなく、
今の言葉で「の」にあたる連体助詞「な」からきていて、
本来は「水の月」という意味だという説です。
そう言われると納得ですよね。
月の別名を覚えることに苦労されている生徒さんもいると思いますが、
このような成り立ちを少し知っていると、6月=水無月とインプットしやすくなるのではないでしょうか。