紫陽花(あじさい)
梅雨の季節になると、紫陽花が咲いている光景を見ることが増えます。
紫陽花と言えば、青やピンク、紫色を思い浮かべますよね。
この色の違いは、何に由来するものなのでしょうか?
実はこれ、紫陽花の種類が影響しているのではなく、
紫陽花が咲いている土壌のph値によって色が変わっているのです。
一般的に、土壌が
「酸性」の場合、「青」
「中性」の場合、「紫」
「アルカリ性」の場合、「赤」
というように、土壌内の状態によって紫陽花の色が変化していくのです。
ちなみに日本は火山大国のため、酸性の土壌がとても多いので
日本で見られる紫陽花は圧倒的に青色が多いそうです。